中小企業診断士試験の勉強は、①1年以上かかる、②受験科目が複数ある、ことから、ペース配分が気になりますよね。
この記事では、私が勉強期間1年で、一発合格に至ったプロセスについて、紹介していきます。
今回は、第5回として、1次試験の記録です。
申込
中小企業診断士試験の1次試験の申込時期は、例年4月下旬~5月末と、約1カ月程度あります。
しかし、油断は禁物です。
ここで、注意していただきたいのは、この試験の申込方法は、手間と時間がかかるという点です。
まず、インターネットでの申込ができません。
加えて、事前に「受験申込書」となる専用の払込用紙を入手する必要があります。
入手方法は、直接、試験係のある窓口に出向く、もしくは、郵送で請求する、の2択です。(科目合格者には、自動的に郵送されます。)
入手後、「受験申込書」となる専用の払込用紙に、必要事項を記載します。
しっかりとした記載例があるので、必要事項の記載には困らないと思います。
次に、ゆうちょ銀行または郵便局に、受験料と払込用紙を持ち込みます。(働いている人にとっては手間です。なお、ゆうちょ銀行または郵便局のATMでも申し込めますが、その場合、必ず「払込書でのご送金」を選択してください。)
窓口での処理は、(当然ですが)淡々と行われ、本当に申し込まれたのか、かなり不安になります・・・
証拠となるのは、窓口で渡される「振替払込請求書兼受領証」という、小さな紙切れのみ。
不安をあおります・・・
この紙切れは、受験票が届くまで、紛失しないように注意してください。
1次試験の数日前~:準備
(1) 持ち物の準備
数日前から、万全の準備をしましょう。
私の持ち物リストを御参考までに。
(2) 試験会場への行き方・到着予定時刻の確認
自宅から近ければ良いのですが、遠い場合は、特に事前に行き方を確認しておきましょう。(駅から遠い試験会場の場合も要注意!)
また、事前に到着予定時刻も考えておきましょう。
ちなみに、1次試験の場合、試験室の掲示・入室は、試験開始「1時間前」の「8:50」からです。
とは言え、交通機関の遅延も想定して、早めに到着時間を設定した方が良いと思います。
私の場合、1次試験は自宅から近かったので、試験開始「1時間前」である「8:50」を到着予定時刻としましたが、一方で、2次試験は遠かったので、試験開始「1時間半前」を到着予定時刻としました。
1次試験当日:試験会場で確認すること
模試の記事でも書きましたが、2つの場所を確認しておきましょう。
(1) トイレの場所
中小企業診断士試験の受験者の大半が男性であることから、特に男性の受験者は、複数のトイレの場所を確認しておきましょう。
私の場合、自分の試験室がある建物のうち試験室数が少ないフロアと、試験室数が少ない近くの建物のトイレをチェックしていました。
(2) 昼食の場所
夏場の試験なので、日陰で座れるところを複数確認しておきたいところです。
日陰を探す場合、当然ですが、時間によって太陽の位置が変化するので、お昼ごろに日陰になりそうなところを探しておくと良いと思います。
1次試験当日:試験開始前に行うこと
これも模試の記事で書きましたが、机上に置くものの準備、スマホなどの電源OFFの確認の後、次の2点の行動を取りましょう。
(1) ストレッチ
試験中は、長時間同じ姿勢になるので、とにかく肩が凝ります。
各科目の試験前に、首や肩をほぐしておきましょう。
(2) 折返し時間の確認
できない問題に見切りをつけていくためにも、試験中の時間管理を行いましょう。
私の場合、試験時間の折り返し時点で、何問解答しておくか、あらかじめ科目ごとに決めていました。
ちなみに、特に要注意な科目は、「財務・会計」の計算問題です。
計算問題というのは、一度、解き始めると、わかるまで解きたくなるものです。
私は、模試の時に、この罠にまんまとハマり、かなり時間をロスしました。
そのため、感情的にならず、事前に決めた時間を必ず守ってください。
何度も言いますが、問題に見切りをつけることが大切です。
1次試験1日目終了後:やること
1次試験の1日目終了後にやること、それは、疲れの急速回復です!
できることなら、ドラゴンボールに出てくるあのマシンに乗りたい!
ですが、そんなものありません。
そのため、私は代替案を考えました。
私のメディカルマシーン。それは「銭湯」です!
試験後、一目散に銭湯に向かいました。
結果、気持ちも体もリフレッシュして、2日目の試験を迎えることができました。
1次試験の結果
1次試験の結果はコチラです。
全科目合格基準を上回る、まさに完全合格!(2次試験の勉強時間を削っているので、良くないです・・・)
やっぱり、模試の結果におびえて、1次試験の勉強し過ぎました。
いずれにせよ、無事に1次試験突破!
これから、中小企業診断士試験の最大の山場である2次試験に向かっていきます。
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