中小企業診断士試験の勉強は、①1年以上かかる、②受験科目が複数ある、ことから、ペース配分が気になりますよね。
この記事では、私が勉強期間1年で、一発合格に至ったプロセスについて、紹介していきます。
今回は、第8回として、9月から2次試験前日までの記録です。
勉強時間
9月と10月は、一発合格を目指して、勉強のギアをさらに一段上げました。
この頃には、すっかり勉強することが習慣化されており、苦ではありません。(寝不足でしたが。)
9月の1日平均の勉強時間は「約4時間」、10月は「約3時間半」と、着実に勉強時間を積み上げ、結果、2次試験の目標勉強時間「250時間」に到達しました!
ちなみに、1次試験の勉強時間を合わせると、「890時間」でした!
勉強時間(事例別)
2次試験の勉強開始時に計画したとおり、勉強量が最も得点に結びつきやすい「事例Ⅳ」の勉強時間は「82時間」と、他の事例の倍程度になりました。
なお、計画上、事例Ⅳは最低でも「70点」を得点する考えでいました。
進捗状況
2次試験の本番直前までの進捗状況は次のとおりでした。
・解答手順を確立!
・過去問は計6年分を解答!直近の5年分は2周目も解答!
・事例Ⅳ対策で、「意思決定会計講義ノート」を2周!
なお、私が考える2次試験合格に向けた戦略は、「①事例Ⅳで最低70点を得る」、「②解答手順を確立する」の2つでした。
②の具体的な進め方ですが、2016年度の過去問までに解答手順を確立させ、2017年度と2018年度の過去問については、本番と同様の時間割で解答し、理解度を確認するというものでした。
過去問の得点状況
この時期の過去問の得点状況はコチラです。
なお、採点は、「ふぞろいシリーズ」に基づく自己採点になります。(「ふぞろいシリーズ」は自己採点する上で、かなり重宝します。)
9/25の「2017年度」と9/29の「2018年度」以外の結果は、2周目の得点なので、あまり参考にならないかもしれません。
私にとっても、勉強の計画上、重要だったのは、9/25の「2017年度」と9/29の「2018年度」の得点で、解答する際も本番と同様の時間割で解答しています。
合格基準と照らすと、「2017年度」は「ギリギリ不合格」、「2018年度」は「余裕で合格」でしたが、残りの勉強期間が3週間あることを考えれば、この時点で、一発合格は確信に変わっていました。
勉強のポイント
■ポイント1 自己採点をしっかり行う
2次試験は自己採点するのも一苦労です。しかしながら、このひと手間は決して惜しまないでください。
過去問を解きっぱなしているだけでは、実力は身に付きません。
自己採点をしっかりと行うと、よく解答に絡んでくる「キーワード」が見えてきます。この「キーワード」を解答手順に組み込んでいくと、有効な「型」が増えていきます。
そうなれば、「型は有限なれど、その組み合わせは甚大」の如く、様々な設問に対応できるようになります。
必ず、解答を分析しましょう。
なお、自己採点を行う上で、「ふぞろいシリーズ」は欠かせないテキストでした。
■ポイント2 体調管理
1次試験と同様に、試験本番でしっかりと実力を発揮するため、2次試験が近づいてきたら、体調管理に細心の注意を払いましょう。
ちなみに、私は、2次試験前日、一睡もできない、という事態に陥りました。
このようなことに陥らないためにも、早くから生活リズムに気を配ることも重要です。
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